アイランド05自動車で走行している時にカーブを曲がろうとするときにクルマには遠心力が働きます。
遠心力が働くとクルマは曲がる方向とは逆に外側に重心が移動します。
遠心力は、速度の2乗に比例して大きくなり、カーブの半径が小さくなるほど大きくなります。
同じカーブを曲がるとき速度が早ければ遠心力が2倍となり、カーブが倍ほどきつくなれば速度が早ければ遠心力が4倍になることもあります。

遠心力が働くとタイヤと路面のグリップ力が弱くなり、外側になったタイヤの摩擦係数が低下すると路面から離れることがあります。
そのためカーブでのスピードの出し過ぎはとても危険です。

また、そのような状態で路面に雨水が溜まっていると、路面とタイヤの間に雨水が入り込みブレーキを利かなくしてしまうこともあります。
これは、ハイドロプレーニング現象でもあり、高速走行中にカーブを曲がる際、強くブレーキを踏み込むとこのような現象が起こり、ハンドル操作が利かなくなる恐れがあります。

これは、クルマに働く自然の力と考えられますが、物理的根拠があるため、カーブ手前での十分なブレーキングとスピードを抑制することでこれらの危険を未然に回避することは十分に可能であると言えるでしょう。